本日ですが、資料コーナーに目(眼)に関する事を載せてますので、ご覧頂けたらと思います。
2019年5月
若者でも老眼に!? 「目のぼやけ」を引き起こす原因とは
モノがぼやけて見える」「目がかすむ」「光がいつもよりもまぶしい」など、気にはなりつつも、見過ごしてしまっている「目」についての悩みはないでしょうか。そんな悩みを抱えたままでは、日々の不安が募るばかりです。本連載では、白内障・緑内障・網膜剥離手術に強みをもつ、はんがい眼科・院長の板谷正紀氏が、眼病の症状やその対処法について解説します。
「いくら目をこらしてもピントが合わず視界がぼやけることがある」
こうした目のぼやけについての悩みは、子どもから老人まで感じる代表的な目の悩みといえるでしょう。実は、この“目のぼやけ”の症状には、大きく2つの原因があります。
ひとつは、ピントを調節する水晶体や毛様体筋(もうようたいきん)の働きが衰えることで生じる調節異常(調節緊張や老視)です。
もうひとつは、目に入ってくる光の屈折がうまくいかず、網膜上にピントが合わなくなって視界がぼやける屈折異常(近視、遠視、乱視)です。
調節異常と屈折異常は、どちらもぼやけるという症状ですが、なぜぼやけて見えるのかという理由は全く違います。
ぼやけるという症状の原因の一つは、目のピントを調節する機能が衰えることです。これは調節異常と呼ばれ、加齢によって調節力を失う老視と学童期に多い近見作業のしすぎによる一時的な調節異常(仮性近視)に分けられます。
加齢によって症状が強くなります。また、若い方でもパソコンやスマホなどで目を長時間酷使することで、目のピント調節機能が一時的に弱まり、ぼやけることもあります。
ぼやけにせよ、かすみにせよ、ものが見えにくい状態のままの目では、通常以上に目を酷使することになります。目を酷使することで、眼精疲労やドライアイを引き起こしてしまうというような負の連鎖も起こりえます。
見えにくさを感じたら、すみやかに眼科を受診してください。
★まとめ
●目がぼやける原因は、調節異常(老視)と屈折異常(近視、遠視、乱視)があります。
●強度近視の方は、網膜剥離などのほかの病気を起こすリスクが高いので注意が必要です。
“ぼやけ”と“かすみ”は混同されがちです。目の前が白っぽくなる“目のかすみ”は、白内障によるものである可能性もあるので、早期の受診が必要です。
このニュースは若者でも老眼に!? 「目のぼやけ」を引き起こす原因とはから引用しています。
スマホをダークモードにする欠点
ソコンやスマホのスクリーンを暗い基調の配色に切り替える「ダークモード」。
消費電力も節約できるうえに、暗いところでもスクリーンが見やすくなるという利点があります。
しかし、スクリーンの文字がかえって読みにくくなり、目に負担がかかることもあるようです。
米国オプトメトリック協会(AOA)のサム・ピアス博士が、ダークモードの欠点についてこちらのビデオで説明しています。
背景が暗いと、白字のテキストは光ってぼけることがありますし、黒を背景にした白字のテキストはコントラストが強すぎて、むしろ読みにくくなります。
また、ダークモードにしていると瞳孔が開くので、目は薄暗いところにいるときと同じ状態になります。
それ自体は何ら悪くはないのですが、目の焦点を合わせるのが大変になります。写真家に被写界深度(ピントの合う最も近い距離と遠い距離の間)のことを聞いてみてください。
結果として、目のレンズを平たくしようとする毛様筋に負荷がかかり、眼精疲労になりやすくなるのです。
目の疲れを軽減する方法
短いテキストメッセージや細かいものを長時間見ないで済むビデオの視聴やゲームをするときはダークモードでも構いません。
でも、スクリーンをスクロールして長いテキストをそれなりの時間をかけて読むときは、むしろ背景を明るくしたほうが目にかかる負担が少なくなります。
このニュースはスマホをダークモードにする欠点|逆に目疲れの原因に?から引用しています。
うちの子が斜視とわかったとき・赤ちゃん・子どもの”斜視”のこと
斜視(しゃし)」は右眼と左眼が違う方向に向いている状態。赤ちゃんは鼻が低いため、実際には問題ないのに目頭の皮膚によって内側の白目が隠されて目が内側に寄っているように見える場合がよくあります。しかし中には本当に斜視である場合も。
生まれたばかりの赤ちゃんは、目の位置が安定していないのが普通です。生後2~3ヶ月くらいになると少しずつ目の位置が安定してきます。
通常、物を見るときは両方の目が、見ようとする物の方向に向いています。斜視とは、片目は正面を向いていても、もう片目が違う方向を向いてしまっている状態です。
斜視になる原因としては、主に2つあります。
眼球を動かす筋肉や神経に病気や異常があると、眼球が動かなくなって目の位置がずれ、斜視になります。
ごく軽度の遠視では、眼のピント合わせ機能により遠方も近方もはっきり見えますが、ある程度以上になると遠近ともはっきり見えません。すると目は強くピント合わせをしないといけないため、それに伴って両目の眼球がかなり内側に寄ってしまい、内斜視になる場合があります。
斜視の治療は大きく分けると、「手術以外の方法」と「手術による方法」とがあります。どの方法が良いかは斜視の種類や年齢に応じて異なります。
※以上の内容はママ体験談「うちの子が斜視とわかったとき」 原因は?完治するの?赤ちゃん・子どもの”斜視”のことを引用しています。
白内障手術後に発症?「目が見えづらくなる」症状の原因
白内障手術後に「目が見えづらくなる」症状の原因について見ていきます。
白内障手術後に起こる症状として、ハロー・グレアがあります。白内障の手術で眼内レンズを挿入したことにより、車のヘッドライトや街灯などの光が乱反射してしまい、光に輪がかかるようににじんで見えたり、光がぎらついて見えづらくなる現象をいいます。
ハロー・グレアは、夜間の光を見たときに出現する現象ですので、夜、外にでていることがほとんどない人の場合、生活に支障をきたすことはまずありません。また、個人の感じ方の違いもありますので、症状が強くても、特に気にならない人もいるようです。
しかし、常日頃から夜間に運転をする人は、不快感に悩むことが多くなるかもしれませんし、事故につながりかねないと感じるほどであれば、それは重大な症状といえます。ですから、自分に合った眼内レンズを選ぶことが、何よりも大切なのです。
とはいえ、個々のレンズの特性を知って、自らレンズ選びをすることは難しいでしょう。入念なカウンセリングを行い、ライフスタイルに関するヒアリングをした上で、適切なレンズの紹介や説明してくれる眼科選びをしてください。
※以上の内容は白内障手術後に発症?「目が見えづらくなる」症状の原因とはを引用しています