スマホをダークモードにする欠点

ソコンやスマホのスクリーンを暗い基調の配色に切り替える「ダークモード」。
消費電力も節約できるうえに、暗いところでもスクリーンが見やすくなるという利点があります。
しかし、スクリーンの文字がかえって読みにくくなり、目に負担がかかることもあるようです。

米国オプトメトリック協会(AOA)のサム・ピアス博士が、ダークモードの欠点についてこちらのビデオで説明しています。
背景が暗いと、白字のテキストは光ってぼけることがありますし、黒を背景にした白字のテキストはコントラストが強すぎて、むしろ読みにくくなります。
また、ダークモードにしていると瞳孔が開くので、目は薄暗いところにいるときと同じ状態になります。
それ自体は何ら悪くはないのですが、目の焦点を合わせるのが大変になります。写真家に被写界深度(ピントの合う最も近い距離と遠い距離の間)のことを聞いてみてください。
結果として、目のレンズを平たくしようとする毛様筋に負荷がかかり、眼精疲労になりやすくなるのです。

 

目の疲れを軽減する方法

短いテキストメッセージや細かいものを長時間見ないで済むビデオの視聴やゲームをするときはダークモードでも構いません。
でも、スクリーンをスクロールして長いテキストをそれなりの時間をかけて読むときは、むしろ背景を明るくしたほうが目にかかる負担が少なくなります。

 

このニュースはスマホをダークモードにする欠点|逆に目疲れの原因に?から引用しています。